犬のワクチンについて

犬のワクチンには狂犬病ワクチンと混合ワクチンの2種類があります。

 

混合ワクチンは、何種類かのワクチンが混ざっているワクチンです。

 

混合ワクチンの基本となるのが5種混合ワクチンです。

犬ジステンパーウイルス感染症
犬パルボウイルス感染症
アデノウイルスⅠ型感染症(犬伝染性肝炎)
アデノウイルスⅡ型感染症(犬伝染性気管炎)
パラインフルエンザウイルス

この5種類の感染症は伝染力が強く、また発症した場合の重症度も高いため、どの犬にもワクチンによる予防が必要な病気です。

この5種類にコロナウイルス感染症を加えた混合ワクチンが6種混合ワクチンです。

 

またもう一つ重要な伝染病としてレプトスピラ感染症があります。

この病気は人畜共通感染症(動物から人にうつる病気)で主にネズミが保有しています。これらすべて混ざったのが9種混合ワクチンです。

レプトスピラのワクチン(9種混合ワクチン)は、必ずしもすべての犬に必要というわけではありません。生活環境によって、6種か9種か選択いただいています。

子犬の場合、これからだどのような生活をするのか実感がわかない方が多く、選択に迷われることが多いため、これからの生活を想像していただいて、ご相談のうえ選択していただきます。

 

接種の時期

 

子犬はいつ混合ワクチンをするか? すべての犬に共通する答えはありません。

 

まず犬を飼い始めてから10日間は家でよく観察する必要があります。

食欲はあるか、元気はあるか、下痢や嘔吐はないか。環境の急激な変化で体調を崩すことはよくあることです。(この時期にワクチン接種はできません)

1回目、2回目のワクチン接種をいつ行ったか?
現在の月齢はいくつか?
何回投与を希望するか?
何種混合ワクチンにするか?

これらを考慮して、それぞれのワンちゃんにあった、ワクチン接種時期が決まっていきます。

ワクチンを接種してから病気に対する抵抗力がつくには少なくとも2週間はかかります。

この間は屋外や犬の集まるところに連れ出すのは控えてください。

次年度からは一年に一回の接種が、獲得した免疫を維持するのに望ましいと言われています。

 

副作用

 

混合ワクチンには副作用の問題があります。

熱が出る、顔が腫れるといった副反応。

ごくまれにですが全身性ショックなどの命にかかわるようなものもあります。

これらの副作用の出現は体質、接種時の健康状態、接種後の活動などが影響します。

過去にワクチン接種を行った経験がある場合は、その時問題なかったかどうか?

以前に副作用が出たことのある場合は、ワクチン接種前に副作用を出にくくする処置を行ってからワクチン接種を行います。

接種時の健康状態、食欲元気、吐いたり、下痢したり、咳をしたりしてないかどうか?こんな時は混合ワクチンの接種はできません。

ワクチンを接種した日は安静に努め、興奮させたり、激しい運動をさせたりしないよう注意してください。


移行抗体(母子免疫)

 

生まれたばかりの子は、感染症から体を守るために母親から免疫をもらいます。

 

生まれる前に母親のおなかの中で一部、そして生まれた直後に母乳を飲むことでたくさんの移行抗体をもらいます。

この移行抗体は病気から体を守るにはとても良い働きをしますが、ワクチン接種には、邪魔な存在となります。

移行抗体はすべての子犬が同じように持っているわけではなく、母親の免疫状態、出生直後の母乳の飲む量などに影響されます。

この移行抗体の存在が混合ワクチン接種時期を複雑にさせています。

 

混合ワクチン接種はこの移行抗体が消失する時期に行う必要があるのです。

次年度からは一年に一回の接種が、獲得した免疫を維持するのに望ましいと言われています。

 

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