犬の皮膚病について

皮膚の診察

皮膚病を診断するためには、動物のプロフィール(種類、年齢、環境、食事など)、やこれまでの経過がとても重要になります。

 

診察の流れ

 

  • ① 問診(まず診察ではこれまでの経過を詳しくお聞きいたします。)
  • ② 視診(動物の皮膚の状態を詳しく目で見てチェックしていきます。悪いところだけでなく体全体をチェックします)
  • ③ 触診(触って、熱っぽいか、腫れているか)
  • ④ 検査(皮膚のスタンプ検査、抜毛検査、掻把検査、アレルギー検査など)
  • ⑤ 診断(ほとんどの皮膚病の原因は複数あり、初めての診察ですべての皮膚病を診断することは困難です)
  • ⑥ 治療(薬、食事、シャンプー、保湿剤、サプリメント、環境の改善)
  • ⑦ 経過(1回の治療で治ってしまう場合がほとんどですが、完全に治ってなかったり、悪化したり、すぐに再発したりすることもあります。それらの経過は今後の治療にすごく役立つ情報になります。)

 

治療について

 

治療を行う上で必要なお薬のほとんどが内服薬(飲み薬)になりますが、かゆみが激しい場合、飲み薬をなかなか飲ませられない場合など注射を行う場合もあります。

寄生虫(ノミ、マダニ、シラミ、カイセン、アカラスなど)が疑われる場合、駆虫薬の投与を行います。

 

症状について

 

皮膚病の症状で最も多いのはかゆみ、湿疹です。そのほかにも脱毛、発赤、フケ、腫脹などがあります。

かゆみのある皮膚病について
かゆみの伴う皮膚病の原因にはいろいろなものがあります。

  • ① ノミ
  • ② カイセン(皮膚の中にもぐりこむダニの仲間)
  • ③ 毛包虫症(毛穴に住み着くダニの仲間)
  • ④ 膿皮症(おもにブドウ球菌によっておこる皮膚の炎症)
  • ⑤ マラセチア(皮膚のしわになっている部分に住み着くカビの仲間)
  • ⑥ アトピー性皮膚炎
  • ⑦ 食物アレルギー

 

ノミについて

 

皮膚病の治療で重要なことは、ノミの駆除、または予防です。

 

ノミが原因で起こる皮膚病の犬、猫はとても多くいます。しかし、診察時にノミを確認できることは稀です。ノミを見つけることができない場合、ノミがいないと証明することはとても困難です。

診察時にノミが確認できなくても、2~3日後にお電話でノミがいましたと連絡を受けるケースがよくあります。ノミを発見できないことによって、ノミ駆除剤を投与せずに、必要のない治療を長く続けることが起こらないようにしています。

 

犬のアトピー性皮膚炎

食事とシャンプー療法で維持できないアトピー性皮膚炎の場合、その治療法には大きく5つの方法があります。

 

①ステロイド療法:とても効果があるが投与量が多いと副作用が出てくる。

 

②抗ヒスタミン剤療法:とても安全な治療だが、効果がやや低い。

(他の治療法に併用することが多い)

 

③免疫抑制剤療法:効果が見られるまでやや時間がかかることがある。副作用は比較的少ない。

但しスタート時に嘔吐や下痢が見られることが時々あります。

 

④インターフェロン療法:有効率は約70%で、副作用少ない。

注射のためはじめの1ヶ月は約週3回の通院が必要です。

 

⑤減感作療法:唯一、完治を目的とした治療です。

とても注射回数が多く治療が複雑なため、治療を行っている動物病院が限られてきます。

 

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