診療内容のご案内
博多区のエフ・筑紫通りペットクリニックでは、犬、猫専門の診療をおこなっております。充実の設備・清潔な院内・経験豊富な獣医師・犬猫を愛する看護師があなたの大切な愛犬・愛猫を守ります。
土日も休まず診療をおこなっておりますので、平日はお仕事が忙しい方でもご利用頂けます、お気軽にお越しください。また当院ではトリミング・ホテルは行っていません。
診療内容
予防
狂犬病予防注射
狂犬病予防注射は狂犬病予防法によって、生後91日以上の犬は年に一回の接種が義務付けられています。
また同時に、犬を飼い始めるときには人間の戸籍のように市町村に登録することも義務付けられています。
そもそも狂犬病とは・・犬だけの病気ではなく人間を含むすべての哺乳類に感染します。狂犬病ウィルスは、感染した動物の唾液に含まれていて、その動物にかまれると発病します。発病したら100%死亡するという恐ろしい病気です。幸い日本では1956年以降、狂犬病に感染した犬は発生していませんが海外から色々な動物が輸入されていますので、この先いつ発生するか分かりません。狂犬病予防注射は、4月と5月に公園や公民館などで一斉に行う集合注射と、1年中行っている、動物病院で行う個別注射がありますが、どちらでも効果は同じです。大切な愛犬のためにも忘れずに毎年受けましょう。
混合ワクチン
フィラリア予防
ノミ・ダニ予防
最近ノミの寄生が急増しています。ノミが感染すると全身が痒くなるのはもちろん、シッポの付け根から背中にかけて湿疹が出来るノミアレルギー性皮膚炎になる場合があります。またノミが持っているウリザネ条虫(サナダムシ)も同時に感染する場合がありますので注意が必要です
ノミは予防が大切です。
内部寄生虫
健康診断
各種血液検査、尿検査、糞便検査、レントゲン検査、超音波検査
皮膚病(寄生虫,細菌性,アレルギー)
外耳炎(マラセチア,細菌性,ミミダニ,アレルギー)
消化器疾患(肝障害,胃腸炎,膵炎)
泌尿生殖器(腎不全,子宮蓄膿症)
代謝障害(低血糖,特にチワワ)
腫瘍(乳腺腫瘍)
避妊・去勢手術
当院では避妊、去勢手術を推奨しています。
手術は一日の入院が必要になります。
予約制になっていますので事前に電話にて予約してください。
一年以内に混合ワクチン接種を受けている必要があります
(されていない場合は先にワクチン接種を行って2週間以上空けての手術となります。)
犬の避妊手術について
メスの犬が乳腺腫瘍になる確率は人間の3倍との報告もあり、とても見過ごすことの出来ない病気です。乳腺腫瘍になりにくくするための方法として、避妊手術が一番効果的です。
犬は生後7ヶ月から9ヶ月ころに1回目の発情があります。
1回目の発情前に避妊手術を行うと、乳腺腫瘍の予防効果がもっとも高く、その後発情をむかえるごとに、予防効果は低くなっていきます。
生後6ヶ月での避妊手術を推奨しています。
シニアサポート
エフ・筑紫通りペットクリニックは歳を取ったペットの定期健診を推奨します。
犬・猫は人間より早く歳をとります。人間と違いどこかが悪くても伝える術を持ちません。
愛犬・愛猫と長く健やかに暮らすには飼い主様のペットの健康管理が必要となります。
犬、ネコで約8~10歳は人間の中年時期にあたります。
若いころは余り病気にかかることのない元気なペットでも少しずつ老化による変化がでてきます。
健康診断により早期発見が可能な病気は多く、定期的に内科・外科ともに健康診断を行うことでペットの健康を末永く保つことができます。
歯石処理
エフ・筑紫通りペットクリニックでは歯石処置を行う時には必ず、全身麻酔をかけています。
歯石の除去は超音波スケーラーで行い、除去後にマイクロモーターで歯の表面に研磨をかけ、歯石が付着しにくいように行います。
皮膚病治療
犬のアトピー性皮膚炎
食事とシャンプー療法で維持できないアトピー性皮膚炎の場合、その治療法には大きく5つの方法があります。
①ステロイド療法:とても効果があるが投与量が多いと副作用が出てくる。
②抗ヒスタミン剤療法:とても安全な治療だが、効果がやや低い。(他の治療法に併用することが多い)
③免疫抑制剤療法:効果が見られるまでやや時間がかかることがある。副作用は比較的少ない。但しスタート時に嘔吐や下痢が見られることが時々あります。
④インターフェロン療法:有効率は約70%で、副作用少ない。注射のためはじめの1ヶ月は約週3回の通院が必要です。
⑤減感作療法:唯一、完治を目的とした治療です。とても注射回数が多く治療が複雑なため、治療を行っている動物病院が限られてきます。(残念ながら当院では行っていません。)
入院について
以下のケースは入院治療をお勧めしています。
食事が食べられず、衰弱傾向
嘔吐が繰り返される場合
腎不全により食欲不振、嘔吐が見られる場合
中毒による嘔吐症状が見られる場合
痙攣発作が起こっている場合
心不全などにより呼吸困難となっている場合
糖尿病でインスリン治療が必要となる場合
入院動物の見回りは夜間も行っています。重症度によって見回り回数は変わりますが、痙攣発作や重症度の高い動物の入院の場合には、獣医師が入院室に待機する場合もあります。